鈴木おさむ氏 放送作家引退発表後、実母から温かいメッセージ届く「これからは3人で自由に生きて」

 来年3月で放送作家業を引退すると発表した鈴木おさむ氏が13日、TOKYO FM「JUMP UP MELDIES」で、改めて引退を自分の口で報告。実家の母親からきたメッセージも紹介し「産んでくれてありがとう」と感謝を伝えた。

 鈴木氏は、12日に自身のSNSで来年3月での放送作家業と脚本家業の引退を発表。この日も番組冒頭に「32年間、放送作家をやらせていただいて、来年の3月31日に辞めさせて頂くことになりました」と述べた。

 辞める理由についても、SNSで書かれていたように、山下達郎の「LASTSTEP」を聞いてひらめいたこと、長く一緒に仕事をしてきたSMAPが解散してしまい「彼らがいなくなって自分の120%を出すスイッチが入りにくくなった、このままやっていていいのかなと…」と説明した。

 発表した後に「お母さんからLINEがきて『これからは3人で自由に生きてください』と書いてましたけど」と母からの温かい一言を紹介。そして南房総で過ごした小学生時代を振り返り「12歳で生徒会長をやってまして、大映ドラマがはやっていて、生徒会の毎月の発表でお芝居をやらせてくれと。脚本書いて、マッチ売りの少女が不良にカツアゲされるというのを書いて、演じまして、それがとてもウケて。自分で作ったもので人を楽しませる喜びに気づきました」。

 その後も中学で書いた小説が、先生が気に入り地元新聞で紹介されたことや、学級日誌にコメントしてくれる先生を楽しませたくてさまざまな工夫を凝らしたことなどを楽しそうに振り返った。

 高校時代には放送作家になりたいと思っていたものの、「でも田舎では絶対に無理」と諦めかけていたときに、同郷のX JAPAN(当時はX)がデビューし、世界を席巻していったことから「こんな田舎の高校からスターが出るんだ…って。背中を押してくれた」とも語った。

 そして最後に「お母さんに感謝しています。産んでくれてありがとう。妻の大島さんも快く『最高じゃん』と言ってくれ、感謝してます」と述べ、SMAPの「ありがとう」を流していた。

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