齊藤工 独特の映画鑑賞スタイル「行き着いたのが梅干しと開脚」
映画監督で俳優の齊藤工(42)が13日、東京ミッドタウン日比谷で行われた「日比谷シネマフェスティバル2023」プレスプレビューに登壇した。
日比谷の映画館で鑑賞することが多いという齊藤は、日比谷の印象を「文化の拠点として、日本を代表する場所になっていると感じています」と語った。自身初長編映画で国内外映画祭で8冠を獲得した「blank13」(17年)がオープニング上映され、「たまたま生まれた映画ではなく奇跡が重なって必然で生まれた作品。5年たっていますが賞味期限のない作品だと思います」と呼びかけた。
今年の本映画祭のテーマは「ながらシネマ」。映画を見る際のながらスタイルを問われ、「梅干しをしゃぶりながらですね。映画もその国の食べ物を食べながら見ると、立体的に文化自体を味わえると思う。あと家では開脚しながら見ています。高橋一生さんに推奨されたのが、エアロバイクこぎながら1本映画を見ること。まねして行き着いたのが梅干しと開脚。体をずっと固めないのが、これからの映画体験のカギになるんじゃないかと思います」と独特のスタイルを明かした。