有働由美子 星野仙一さんに「土下座して謝りました」 激怒された過去と一転♥の人間力
元NHKでフリーアナウンサーの有働由美子が7日にNHK BS1で放送された「レジェンドの目撃者」に出演。18年1月4日に膵臓がんのため70歳で亡くなった『燃える男 星野仙一』との思い出を披露した。
星野さんが初代キャスターを務めた「サンデースポーツ」のキャスターだった有働。「1度、私はすごい怒られたことがあって」と星野さんが中日の監督を務めていた時の出来事を回顧。「秋風が吹いている神宮球場」でで川上憲伸投手にインタビューをしていたところ、盛り上がって長引いたという。すると遠くの方から「おいコラ!」と怒りの声が聞こえ、誰が怒られてるんだ?と思っていると、「お前だ~!」「来いっ!」。怒られていたのはまさかの自分だった。
星野さんは「秋風だから肩が冷えるだろ!もしそれで彼が肩を痛めたりして選手生命に影響があったら、どうやって責任取るんだ?!そこまで考えて取材してるのか?プロだろ?」と言い、「ぐうの音(ね)も出なくて。土下座して、『本当にその通りです』って謝りました」。
そのあとが、星野さん、だった。「すぐに、『おい今度、ご飯食べに行くぞ』って、(怒った)直後に言って下さって。はぁ…(って(シュンとした)あとに優しい言葉をかけられて。むしろキラキラ、尊敬、ハート♥みたいになりました」と笑った。
闘将の六大学時代からの盟友で阪神、楽天でコーチを務めた田淵幸一氏は「コロっと騙されてる」と笑い、有働も「もう手のひら(で転がされてる)、でしたね~」と懐かしそうに思い出を語った。
有働は星野さんを一言で表すなら?に「繊細かつ大胆」と答えていた。