渡辺徹さん遺作公開に妻・榊原郁恵「生きた証として残るこの作品を皆さんで楽しんで」
22年11月28日に61歳で死去した俳優の渡辺徹さんの遺作となった映画「SOMEDAYS」の公開記念舞台あいさつが14日、都内で行われ、妻のタレント・榊原郁恵(64)のメッセージが読み上げられた。登壇した女優・東ちづる(63)ら共演者も渡辺さんを悼んだ。
榊原は「渡辺徹が生きた証として残るこの作品を皆さんで楽しんで見て頂ければ、きっと渡辺徹も目を細め喜んでくれると思います」とコメント。東は「(渡辺さんがこの場にいないことが)すごく残念なんですけど、この映画の中ではイキイキしているので、それはよかったなと思っております」としのんだ。
渡辺さんと初共演だったBOYS AND MENのメンバーも思い出を回想。本田剛文は「撮影の合間は“徹を囲む会”でしたよ」と振り返り、辻本達規は「めっちゃ気さくで本当に優しくて」と印象を語った。
本作は児童養護施設出身の若者が問題を抱えながらも家族と仲間の絆や友情を築いていく物語。渡辺さんは老人ホームの施設長役で出演している。