北朝鮮出身のＹｏｕＴｕｂｅｒ、キム・ヨセフさん（３８）が１４日、ＭＢＳで放送された「痛快！明石家電視台」に出演。北朝鮮の恋愛事情を説明した。

　キムさんは先に脱北して韓国で暮らす父が“脱北ブローカー”を手配し、国境警備隊に１００万円を渡し、２３歳の時に脱北したことが説明された。まだ雪の残る４月のことで、極寒の川を裸で頭の上に服を乗せ、中国まで渡りきったという。韓国籍を取得後、来日しており、現在は大阪在住で、今年、結婚したことが紹介された。

　キムさんは「僕の感覚ですけど」と前置きした上で、「日本人の男はスケベが多い」。脱北当時の北朝鮮では、「ナンパはするんです、ただ、基本、結婚を前提に」と説明すると、さんまは「命がけのナンパやな」と驚いた。

　また、風俗にも驚いたそうで「それが一番ビックリした。彼女がいても、風俗、なんで行くの？と聞いた（ことがある）」と苦笑い。愛の告白は直接ではなく、「手紙、ラブレター」だったそうで、さんまは驚きながらも、「昔の日本とかもそうやなー」とうなずいた。また、キムさんは「愛してるとか、『愛』は北朝鮮では使わない。僕も脱北して初めて…。『愛』は北朝鮮では、将軍様が国民に対して（使うので）」と説明。脱北後、感動した食べ物を聞かれ、「パイナップルとか…香りもするし」と話していた。