鈴木エイト氏&竹田恒泰氏TVでののしり合い「黙れよ」「いい加減なこと言うな!」「お前が言うな」女子アナ困惑「正しい言葉遣いで」
旧統一教会などのカルト問題を追うジャーナリストの鈴木エイト氏が15日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。作家の竹田恒泰氏とののしり合いをした。
この日の番組では、鈴木氏が著した「『山上徹也』とは何者だったか」を通して、安倍晋三元首相の銃撃事件や旧統一教会の問題を特集した。
「鈴木エイト氏に聞きたいことは?」と聞かれ、パネラーとして出演した竹田氏は、「違和感しか感じない。関係ないのに、一生懸命関係を作っていて、ジャーナリストとしての名声を高めようとした軌跡に見えます」と著書の内容を最初から全否定した。
その上で今年4月に起きた岸田文雄首相襲撃事件を取り上げ、「第2の山上が現れましたよね」とコメント。番組からは、同事件の裁判が行われていないことから動機が明らかになっていないので結びつけるのは早計と指摘された。
鈴木氏が「それはストローマン論法(相手の主張をゆがめて引用し、ゆがめた主張に反論する論法)」と否定すると、竹田氏は早口でまくしたてながら、山上被告の動機を報道すべきではなかったと主張した。
鈴木氏は「少し黙りなさい。黙れよ」と鐘を打って対抗。「相手するのもばからしいですけど」と前置きしてコメント。そこに竹田氏が大声でかぶせると「もういい、教団の問題と事件をごっちゃにしているのはあなたの方だ」と指をさして次第に声のトーンを挙げた。
「あなたのようなおかしな人が色んな発言をしていたから、私がメディアに売り込んで出たんです」と話す鈴木氏に、竹田氏は「私のおかしな発言ってなんですか?」と返すと、「そこは確認していないです」と鈴木氏。竹田氏は「聞いていないのに言うなよ!いい加減なことを!」と甲高い声で怒鳴りちらした。
鈴木氏が「あなたに興味ないんで」と返答し、竹田氏が「言うなよ!」と再度怒鳴ると、鈴木氏も「お前が言うな」と応戦。司会の黒木千晶アナウンサーが「もう、みなさん正しい言葉遣いで冷静に議論をしましょう」と困惑気味に制した。