さだまさし 谷村新司さんに9月半ばに電話も返事なく 急逝に「いやいや、俺は信じない」
「チャンピオン」「冬の稲妻」などのヒット曲で知られる3人組バンド・アリスのリーダーで、ソロとしても「昴-すばる-」などの名曲を生んだシンガー・ソングライターの谷村新司さんが、今月8日に亡くなっていたことが16日、所属事務所から発表された。74歳。谷村さんとは“兄弟分”の付き合いだったシンガー・ソングライターのさだまさし(71)が16日、自身の公式インスタグラムを更新。谷村さんの急逝を悼んだ。
さだは突然の訃報に「いやいや、俺は信じない。何度か電話しても出ないから、どっか旅にでも出たに決まってる」と混乱する心境を吐露。51年前の出会いからのさまざまな思い出を振り返った。
谷村さんの病状について「春に入院したとき慌てて電話したら『大丈夫、大したことないのよ』って言ってたじゃん」としつつ、「八月の終わりと九月の半ばに電話したけど、いつもなら必ず折り返してくれるのに返事がなかったけどね」と心配していたことを告白した。
そして最後に「一言も、なにも言わずにいなくなりましたって?いやいや、俺は信じない。うん。信じない」と自らに言い聞かせるようにつづり、ショックの大きさをうかがわせた。