さだまさし 悲痛「俺は信じない」「旅にでも出たに決まってる」谷村さんの死に心境

 フォークグループ「アリス」のリーダーでシンガー・ソングライターの谷村新司(たにむら・しんじ)さんが8日に74歳で死去していたことが16日、分かった。悲報を受け、アリスの盟友である堀内孝雄(73)と矢沢透(74)、名曲「サライ」を共作した歌手の加山雄三(86)や、“兄弟分”のシンガー・ソングライターさだまさし(71)らが、早すぎる死を惜しんだ。

 “兄弟分”の付き合いだったシンガー・ソングライターのさだまさし(71)が16日、公式インスタグラムで谷村さんを悼んだ。

 さだは突然の訃報に「いやいや、俺は信じない。何度か電話しても出ないから、どっか旅にでも出たに決まってる」と混乱する心境を吐露。51年前の出会いからのさまざまな思い出を振り返った。

 谷村さんの病状について「春に入院したとき慌てて電話したら『大丈夫、大したことないのよ』って言ってたじゃん」と明かしつつ、「八月の終わりと九月の半ばに電話したけど、いつもなら必ず折り返してくれるのに返事がなかったけどね」と心配していたことを告白した。

 最後も「一言も、なにも言わずにいなくなりましたって?いやいや、俺は信じない。うん。信じない」と、自らに言い聞かせるようにつづった。

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