女優の藤原紀香（５２）が「キモノイストアワード　２０２３」を受賞し、１７日、都内で開催された授賞式に出席した。グレーの生地にピンク色の花柄模様が施された“ドレス風着物”で、優雅にランウェイを歩いた。

　ノリノリでランウェイを歩いた藤原は「日本人としてこの賞は嬉しかった。楽しく歩く事ができました」と笑顔。梨園の妻であり、普段から着物を着る機会が多い。「劇場で着ているのは古き良き時代のクラシカルなもの」と紹介し、今回着用した着物の着心地から「着物は進化している」と感心した。

　着物について「柄や季節をタイミングタイミングによって考えながら着られて楽しい」と魅力を存分に語り、「メンテナンスが大変だけど、便利な世の中に日本文化を見直すのは大事な事だと再認識してます」と文化を守る大切さを訴えた。

　同賞は新しく進化するこれからの着物を着てもらいたい人に贈られるもので、藤原のほか、女優の高島礼子（５９）、俳優の溝端淳平（３４）、伊藤健太郎（２６）が受賞した。