１９日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」では、前日の放送で号泣しながら心情を吐露し、梅丸に戻って来た和希（片山友希）が、賃金削減のあおりを受けて結局辞めることに。この展開にネットも心配の声が上がった。

　この日の「ブギウギ」では、世界恐慌の影響で日本も不況に見舞われ、梅丸少女歌劇団も人員削減と賃金削減をすることに。一部の楽団員、新人劇団員に解雇が言い渡された。

　そして、家族を養っている和希も苦渋の決断をする。最後の稽古にやってきた和希は「最後にあんたらと稽古したかったし」と同期のスズ子（趣里）、リリー（清水くるみ）に告げ「どうにもならへんわ」「うちは今までのお給料でもホンマは厳しいねん」と打ち明け「なんでこんなことになるんやろ…」とすすり泣く。それを見たスズ子とリリーはただただ背中をさすることしかできなかった。

　和希は１８日の放送では、後輩の美月（伊原六花）に抜かれたことから稽古に出なくなるも、スズ子の親身かつ、熱い励ましを受け、泣きながら抱き合い、梅丸に戻ると決意したばかりだった。

　一夜にしての急展開にネットも「和希ちゃんに本音を話させてボロボロ泣かせておいて、家の事情で辞めざるを得ない状況に持って行く鬼脚本」「和希ちゃん、せっかく残ったのに…」「和希ちゃんも、辞めざるを得なくなってしまって、でも、他に仕事って不況やのにあるのかなあ、と心配になる」「和希ちゃん…せっかく踏ん張れたのに」など、和希の今後を心配する声にあふれていた。