市川猿之助被告に懲役３年求刑 東京地裁で初公判 判決は来月１７日 週刊誌でハラスメント疑惑報じられ「歌舞伎の仕事できないと」
両親の自殺を手助けしたとの罪に問われた市川猿之助被告（４７）の初公判が２０日、東京地裁で開かれ、即日結審し、検察側は懲役３年を求刑した。弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。判決は１１月１７日。
猿之助被告は起訴内容を認めている。被告人質問で「自分と死んでほしいと両親に頼んだことはあるか」と聞かれ「そんなことはありません」と否定した。
検察側は冒頭陳述でハラスメント疑惑などに関する週刊誌記事が出ることを知り、歌舞伎の仕事はできないと思い、両親に自殺を考えていると伝えたと指摘した。
