WHITE SCORPION デビュー前の初プリプロ潜入 秋元康氏プロジェクトから誕生の11人
秋元康氏(65)総合プロデュースのアイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」から誕生した11人組ガールズグループ「WHITE SCORPION」(ホワイト スコーピオン)がこのほど、都内のスタジオでレコーディングのプリプロダクション(仮録音)を行った。シングル「眼差しSniper」でデビューする12月7日を目指して着々と進んでいる彼女たちの活動に、独自潜入した。
今月7日の結成から間もなく、グループは始動した。翌8日はアーティスト写真を撮影し、9日、14日にはデビュー曲の振り入れも実施。アイドルデビューが少しずつ形になってきている。
今回のプリプロは全員が初体験。緊張の面持ちながら、迫力ある歌唱を披露した最年少のハンナ(14)は「これがレコーディングかと思った。すごいワクワクした」と笑顔。コントロールルームでは、他メンバーがブースで歌うメンバーを見守りつつ、歌のアドバイスを送り合っていた。緊張しながらも笑顔で楽しむ彼女たちからは、既にチームワークの良さがうかがえた。
1万人もの応募から半年間の審査を経て選ばれた11人。「あっという間で、今までに無い濃い時間だった」と審査を振り返ったアオ(19)は「一気に生活が変わった」と、アイドルになったことを実感。審査から全員が個人のSNSも毎日欠かさず更新し、自分の魅力をファンに伝えてきた。アオは「今度は私が支える側。生きる活力の源になれるようなアイドルになりたい」とファンへの恩返しを固く宣言していた。
グループの目標は世界での活躍だ。「(ライブで)各国を巡ってみたい」と話した最年長のアリー(23)は、純真さや誠実さを持ちながら、強さを兼ね備えてほしいという願いから命名された「WHITE SCORPION」というグループ名にも「英語をちょっと期待していたのでうれしい」と喜んだ。
夢見るだけでは無く、「グローバルは目指すけど、やっぱり日本で活躍しないと意味が無いと思う。まずは日本で頑張って知名度を上げて、活躍して行けたらいいなっていうのはすごくある」と、堅実なビジョンを描いている。新時代の幕開けまで、白サソリから目が離せない。
◆WHITE SCORPION アオ(19=東京都出身)、アリー(23=京都府出身)、ココア(17=北海道出身)、サマー(19=神奈川県出身)、チョコ(16=東京都出身)、ナコ(19=岡山県出身)、ナビ(20=岡山県出身)、ニコ(19=富山県出身)、ハンナ(14=兵庫県出身)、ピース(16=福岡県出身)、モモテレ(17=東京都出身)の11人組。