フジ解説委員、猿之助被告の「歌舞伎で償う」発言に「ちょっとあきれた感じが」
フジテレビ解説委員の風間晋氏が23日、同局「めざまし8」で、両親の自殺ほう助の罪に問われている歌舞伎俳優の市川猿之助被告について、「許されるのであれば歌舞伎で償っていきたい」と語ったことに、「ちょっとあきれた感じがした」との感想を語った。
この日は20日に行われた猿之助被告の初公判を特集。猿之助被告は起訴内容を認め、一部週刊誌の性加害、ハラスメント報道がきっかけであること、猿之助被告自身が自殺するといい、両親が「一緒に逝く」と言ったことも裁判で明らかになっている。
さらに猿之助被告は「許されるのであれば歌舞伎で償っていきたい」「自分には歌舞伎しかない」との思いも吐露しているが、これに風間氏は「とてもストレートに仰ってると、ちょっとビックリした」とコメント。
「というのも、両親とのやり取りっていうのをもう一度振り返って見ると、猿之助被告の方から『死ぬしかない』と言い出しているわけじゃないですか。つまり彼が言い出した結果、ご両親が亡くなっているという経緯があるわけだから、両親を死なせてしまったというのがもうちょっとあってもいいんじゃないかって、ちょっとあきれた感じがした」とも語っていた。