「キングオブコント２０２３」決勝が２１日に行われ、サルゴリラが歴代最高得点の９６４点で優勝した。

　司会の浜田雅功が暴走モードで盛り上げに入った中で、大会を進行し、怒る浜田をナダめて笑いを起こし、浜田の下ネタを軽くスカすなど手腕発揮したＴＢＳ日比麻音子アナウンサーに「ＭＶＰは日比アナ！」「日比アナはもうＫＯＣに欠かせない存在」「切り返しが素晴らしい」「すごい機転の効かせ方だし面白い」「日比アナのアシスト最高に上手い」「浜田さんと日比アナのやり取りが一番面白かったｗ」との称賛が相次いだ。

　冒頭からやりたい放題で暴走発言する浜田に、審査員席から松本人志が「日比ちゃん、どついてくれていい？」と頼むと、台本の角で浜田を殴るポーズ。

　浜田が最終ステージに入るコールをした際には、実際には準備が完了しておらず、カメラが再び司会席をうつすと、浜田はステージ裏に戻っており不在。日比アナがお詫び説明し「浜田さーん」と呼び戻すと、戻ってきた浜田がスタッフに「なんなん？俺が悪いみたいになってる！」「もうやらへん」と怒りだしたが、日比アナが「仕切りの問題です。大変失礼しました」と何度も頭をさげ、審査員席の小峠英二らに向け「さっき（最終Ｓ前に）、ほとんどしゃべらなかった皆さん、どうですか？」とコメントを振って、爆笑が起こった。

　松本と浜田が、テレビの中継時間内に大会が入り切るのかと心配した際には、日比アナが力強く「入れましょう」。これに浜田が「入れましょうって、いやらしいこと言うな」とイジると、日比アナが速攻で「いやいや、何をですか？」と打ち返していた。