BUCK-TICKの櫻井敦司さん急死 脳幹出血 57歳 19日のライブ中に救急搬送 そのまま蘇らず

 櫻井敦司さん
 横浜アリーナ公演で熱唱するBUCK-TICK・櫻井敦司さん(2016年9月撮影)
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 ロックバンドBUCK-TICKの櫻井敦司さんが19日に脳幹出血のため、急死したことが明らかになった。57歳。所属事務所が発表した。葬儀は近親者のみで家族葬として行われたという。

 19日に横浜市内で行ったライブ中で体調不良で病院に救急搬送された。そのまま同日、午後11時9分に息を引き取ったという。関係者はデイリースポーツの取材に「頭が痛いとか、体調が悪いとかいった前兆はなかったと聞いている」と話している。

 公式HPでは「今年デビュー35周年で精力的に活動を行い9月には故郷 群馬音楽センターにて35周年を締め括るコンサートを行いました そして36年目を歩み始めた矢先でした あまりにも突然の事に いまだ信じられない思いがいっぱいで 気持ちが混乱しておりメンバー スタッフ共に 言葉に表すことができないほどの深い悲しみです」と突然の訃報に、ショックの大きさをのぞかせた。

 櫻井さんは群馬出身。今井寿、ヤガミトールらと1985年にBUCK-TICKを結成。1987年にメジャーデビューした。1989年にはアルバム「TABOO」がオリコン1位を獲得。ソリッドでゴージャスなスタイルでカリスマ的な人気を誇った。

 今年が35周年で、9月には故郷・群馬でライブを行ったばかり。所属事務所は「後日、ファンの皆様と故人を偲ぶ場を設けたいと思っております」としている。

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