BUCK-TICK櫻井敦司さん急死に国内外のファン「信じられない」「嘘だと言って」ショックの声 80年代からシーン牽引
ロックバンドBUCK-TICKの櫻井敦司さんが19日に脳幹出血のため、急死したことが明らかになった。57歳。所属事務所が発表した。突然の訃報に、公式SNSには、世界各国のファンから信じられない思いをつづる声が集まった。
櫻井さんは、19日に横浜市内で行ったライブ中で体調不良で病院に救急搬送された。そのまま同日、午後11時9分に息を引き取ったという。葬儀は近親者のみで家族葬として行われたという。
公式HPでは「あまりにも突然の事に いまだ信じられない思いがいっぱいで 気持ちが混乱しておりメンバー スタッフ共に 言葉に表すことができないほどの深い悲しみです」と突然の訃報に、ショックの大きさをのぞかせた。
櫻井さんは群馬出身。今井寿、ヤガミトールらと1985年にBUCK-TICKを結成。1987年にメジャーデビューした。1989年にはアルバム「TABOO」がオリコン1位を獲得。ソリッドでゴージャスなスタイルでカリスマ的な人気を誇った。
バンドの公式インスタグラムには、突然の知らせに「神様お願いします嘘だと言ってください」「信じられない…」「嫌だよ…嘘だ…櫻井さん…嘘でしょ…涙が止まらない…嫌だよ…嫌だ…嫌だよ…また笑顔見せてよ…寂しいよ…悲しいよ…」などの声が寄せられた。
BOOWYなどと並び、1980年代から日本のロックを牽引し、海外にも多数のファンがいる存在だけに、「I’m in shock」など各国の言葉で追悼する声が寄せられた。
今年が35周年で、9月には故郷・群馬でライブを行ったばかり。所属事務所は「後日、ファンの皆様と故人を偲ぶ場を設けたいと思っております」としている。