二宮和也が電撃独立 事務所1回目会見で「正直怖くなったし不安に」 嵐の活動は継続
嵐・二宮和也(40)が、24日をもって独立することを同日夜、公式ファンクラブサイトで発表した。今後は個人で芸能活動を行い、一方で今後も嵐としてのグループ活動は続けていく方針を明らかにした。
同サイト内の動画で、二宮は笑みを交えながら「10月24日をもちまして事務所から独立し、個人で活動していく決断をしましたのでご報告します」と切り出し、決断に至った経緯や心境などについて約5分間にわたり言及。「なぜ独立ということになったのかというと、1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直、怖くなったし不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考えはじめました」と明かした。
9月7日の旧ジャニーズ事務所による会見以降、創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、タレントのCM契約の見合わせが続くなどした。今後の芸能活動への影響を憂慮し、熟考の末の決断だったことを吐露した。
また、10月17日に「SMILE-UP.」に社名変更し、タレントたちは新たに設立される会社とエージェント契約を結ぶ方針が打ち出されたが、「僕は新しい会社が立ち上がるまで、どこ所属の人間なのか。もちろんSMILE-UP.ということは理解をしているんですが、個人的に引っかかってしまうところがありました」と二宮。「自分の人生として、自分が自分らしく、自分を最大限に皆様に見ていただくためにもひとつひとつの仕事に向きあい、また自分の人生を歩んでいく、後悔しないためにも、今回このような決断をさせていただくことになりました」と語り、新会社とはエージェント契約せずに、独立する道を選んだ。
ただし、今後も嵐の一員であり続けるという。現在、グループは活動休止中だが、「僕は明日からも嵐です。この先ずっと僕は嵐がある以上、嵐なので、それは安心していただきたい」とし、「嵐が再開する、活動するというときは、もちろんメンバーとして活動していきます」と明言した。ファンクラブ会報などのコンテンツにも今後、継続して参加していくという。
「個人の仕事は個人で、嵐の仕事はこれまでどおり嵐として、選択したところで活動していきたい」と二宮。「ニノらしい活動しているねと言ってもらえるようにこれからも頑張っていきたい」と話した。
新会社におけるエージェント契約という業態からも、今後、こうした二宮のような自由度の高い動きも可能となる。この決断が、他の旧ジャニーズ事務所タレントたちにとって、今後どのような影響が出るのか注目が集まる。