田崎史郎氏、社会保険料「見てない」発言を反省 孫娘給与明細見てがく然「気になるの当然」
政治評論家の田崎史郎氏が25日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、18日の放送で「社会保険料を見ていない」などと発言したことに、「反省した」と述べた。
この日は岸田内閣での減税政策などについて特集。18日の放送でもこの問題を取り上げていたが、視聴者からは、減税よりも「社会保険の軽減の方がいいんじゃないか」という声を「非常に多くいただいた」と羽鳥アナが説明した。
これに田崎氏は「先週、ぼく、社会保険のことを『見てない』っていって、いろいろ御意見を頂いたんですが」と切り出し「うちの孫娘が今年の春から社会人になったんですね。給与明細を見せてもらったんです。これなら社会保険料を見るようになるなと思った。所得税は数千円だけど社会保険はトータルすると3万、4万なんです」と若い世代にとっては無視できない高額であることに気付いたという。
「ずっと所得税は下がってきているけど、僕らの現役時代に比べると、社会保険料ぐーんと増えてる。社会保険料が気になるのは当然」と語り、コメンテーターの安部敏樹氏から「反省しました?」と聞かれ「反省した」と素直に認めた。森山みなみアナも、社会保険料については「これだけ引かれるんだ…って思います」とかなり注目しているとコメントしていた。
田崎氏は18日の放送で、社会保険料は「見ていない」と発言、その後の視聴者からの社会保険の減額を求める声が紹介され、羽鳥アナから「結構見てるみたいですよ」とツッコまれ「そうですね。自分が見てなかったもんで」と苦笑い。安部氏からも「今の現役世代はここに対する問題意識、めちゃめちゃ高まっている」と忠告されていた。