二宮和也 電撃独立 新会社との契約の可能性浮上 嵐は不変 他の所属タレントに影響も

 嵐・二宮和也(40)が、24日をもって旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)から独立したことを、同日深夜に公式ファンクラブサイトで発表した。故ジャニー喜多川氏による一連の性加害問題を巡り、仕事の影響を受けたことで退所を決意。今後は個人で芸能活動を行い、一方で嵐からは脱退しない方針を明らかにした。

 サイト内の動画で二宮は「10月24日をもちまして事務所から独立し、個人で活動していく決断をしました」と報告。決断に至った経緯など約5分間にわたり言及した。

 9月7日に行われた会見後、一連の性加害問題を受けCM契約の見直しなどが相次いだことを憂慮し「自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直、怖くなった」と吐露。関係者によると、今月2日の会見後、13日頃までに決意を固め、櫻井翔(41)らメンバー4人にも報告したという。

 所属タレントに対しては新会社とエージェント契約を結ぶ方針が提示されたが、独立を選択した。一方、「SMILE-UP.」は「新会社が立ち上がり、さまざまな選択肢が見えてきた段階で、相談のテーブルに上がらせていただく可能性はございます」と、契約の可能性は否定しなかった。

 二宮は現在、フジテレビ系ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(月曜、後9・00)に主演中で、業界内からも“使いたい俳優”として評価が高い。俳優業や個人活動を主とするタレントには、より自由度の高い独立がスタンスに合致しやすいとみられる。

 一方で、今後も嵐の一員であり続ける。グループは活動休止中だが「この先ずっと僕は嵐がある以上、嵐なので。嵐が再開するときは、メンバーとして活動していきます」と明言。ファンクラブのコンテンツにも継続参加し、完全に決別はせず「嵐」という居場所を守っていく。

 独立後もグループの活動に変わらず参加できる新しいスタイル。二宮は「個人の仕事は個人で、嵐の仕事はこれまでどおり嵐として、選択したところで活動していきたい。ニノらしい活動しているねと言ってもらえるように」と話した。今後、柔軟な動きが可能となるだけに、同じ嵐の櫻井や松本潤(40)らの動向や、他の所属タレントたちに与える影響も注目される。

 ◆嵐は2019年1月27日、20年末をもって活動休止することを発表。12月31日の生配信ライブをもってグループ活動を休止し、リーダーの大野智は芸能活動も休止した。残る4人はそれぞれに活動を続け、櫻井はキャスターとして報道番組に出演。相葉雅紀はバラエティー番組、松本は今年度のNHK大河ドラマ「どうする家康」に主演するなど、多才な面を見せ続けている。

 二宮は、KAT-TUN・中丸雄一(40)、Hey! Say! JUMP・山田涼介(30)、Sexy Zone・菊池風磨(28)とのYouTubeユニット「ジャにのちゃんねる」を結成中。改名した上で今後も継続の方向で調整しているものとみられている。新体制への移行期間でもあり、「不確定要素が多い」との理由から現在は配信を一時休止している。

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