高岸宏行「両軍とも、やればできる!」 前田裕太キーマンは中野拓夢&平野佳寿 ティモンディが日本シリーズ占った
お笑いコンビ・ティモンディが27日、デイリースポーツに対し、28日に開幕する、プロ野球・阪神とオリックスが激突する日本シリーズの見どころを語った。同級生の2人は愛媛・済美高で野球に打ち込み、高岸宏行(31)は現在、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属するなど芸能界きっての野球通だ。前田裕太(31)は両軍のキーマンを阪神・中野拓夢内野手(27)、オリックス・平野佳寿投手(39)と予想。一方の高岸は「キーマンは全員!」とし「両軍とも、やればできる!」と熱戦を願った。
59年ぶりの関西対決となるシリーズが、京セラドーム大阪で幕を開ける。阪神の38年ぶり日本一か、オリックスの連覇か。高岸は「両チームともスタイルが似ている。緊迫したゲームが続きそうな予感」、前田は「育成が成功しているからこそ、両チームの若い力の躍動が見どころかな」と、ともに心待ちにしている。
初戦の先発は阪神・村上頌樹投手(25)とオリックス・山本由伸投手(25)のマッチアップ。高岸は「よく『第2戦が大事』と言われますが、第1戦が大事じゃないかという気がします」と、行方を占う試合になると予想。前田は「阪神は(3~5戦の)甲子園の地の利がある分、1、2戦を取るとペースに乗ると思う」とした。
甲子園での日本S開催は9年ぶり。観戦予定という前田は「お客さんのエンジンの吹かせ方はとんでもないと思う」と、レギュラーシーズンを超越する熱狂を予感。高岸は「熱い声援で選手はペナントよりもアドレナリンが出てくるのは間違いない。ファンの力を味方につけることができれば勝利に近づける」と指摘した。
キーマンについての答えは極端に分かれた。高岸は「それは全員ですよ。もちろん全員」ときっぱり。前田は「阪神は中野選手。チャンスでヒットを打って走者を帰す時は勝率が高くなっている」と分析。オリックスに関しては平野投手を挙げ「ただの守護神じゃなくて精神的な柱。若い選手にどういう言葉をかけるのかがテーマになってくると思う」と、ベテランの存在感が鍵だとした。
両者とも期待するのは、手に汗握るシリーズ。高岸は「両チーム優勝すると思ってます」と力を込め、「両軍なら、やればできる!と伝えたいですね」とエールを送った。