ジャーナリスト・田原総一朗氏が２３日に放送されたテレビ東京「下戸酒場」に出演し、さらば青春の光・森田哲矢に番組をバズらせる“秘策”を伝授した。

　森田が「白飯に合う居酒屋メシを見つけて、下戸ゲストに配達する」というコンセプトの番組。田原氏はこの日の「下戸ゲスト」として登場した。

　田原氏の姿を見た森田は思わず「なんで？」。スタッフに「仕込みに力入れすぎやって！」とふいに登場した大物に驚いた。「だれが田原総一朗とロケできるんですか」という森田に田原氏は「ぼくみたいなつまんない人間を選んでくれてほんとありがとう」と低姿勢で語った。ただ、食事の場面では「おいしい」と言いながらも、なかなか白飯を食べないなど、予想外の動きも見せ、森田を戸惑わせた。

　番組は前週とこの日の２回でいったん終了。「これをいかにレギュラーに持って行くかっていう」という森田に、田原氏は「ぼくを殴れば？」と提案した。森田は「そんな非人道的なバズり方したくないです」と苦笑いだった。

　田原氏は、自身が司会を務めるテレビ朝日系「朝まで生テレビ」に出演していた作家の野坂昭如さんと映画監督の大島渚さんが乱闘したことで番組がバズッた経験がある。１９９０年、大島さんの結婚３０周年パーティーに出席した野坂さんが、壇上の大島さんにフックを食らわせた。テレビなども取材に来ており、当時は大きな話題となった。また、直近の今月２０に放送された「朝生」では、田原氏自身が、国民民主党代表の玉木雄一郎氏が話している最中に「うるさい！黙れ！」などと突然怒り出し、こちらも話題となっていた。