歌手の西川貴教が２９日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。１９日に亡くなったロックバンド・ＢＵＣＫ－ＴＩＣＫの櫻井敦司さんを追悼した。

　櫻井さんは１９日に横浜市内で行ったライブ中に体調不良で病院に救急搬送され、同日深夜に死去した。

　櫻井さんとの関係を問われた西川は「ぼく何なら、デビューできてるの、ＢＵＣＫ－ＴＩＣＫのおかげじゃないですけど」と切り出すと、「大阪でバンドやってて、レコード会社から声かけてもらって。じゃあ東京でどの事務所が受けるかってなったときに、実はＢＵＣＫ－ＴＩＣＫに拾われた」と最初に入った事務所がＢＵＣＫ－ＴＩＣＫだったことを明かした。

　当時その事務所はほとんどＢＵＣＫ－ＴＩＣＫの個人事務所だったため、「そこに初めて後輩じゃないですけど、入れていただいて。最初に、しっかりお世話になった先輩がＢＵＣＫ－ＴＩＣＫ」と話した。

　続けて「メンバーの皆さん、まず５人で３５周年迎えている。１人も抜けず、解散もせず」とバンドの絆の強さを指摘した。櫻井さんの訃報に触れたのは、新幹線の車中だったといい、「何にも考えられなくなりまして、しばらく…。未だにまだ、ちょっと整理がついてないぐらいです」と衝撃の大きさを明かした。