歌手の西川貴教が２９日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。フリースクールを巡る発言で謝罪した滋賀県東近江の小椋正清市長について言及した。

　番組では、小椋市長が「フリースクールは国家の根幹を崩してしまうことになりかねない」「不登校になる大半の責任は親」などと発言し、その後軽率な発言だったと認めた上で、「国の不登校対策には問題がある」と改めて主張したことについて取り上げた。

　ＭＣの東野幸治から「滋賀県といえば、西川さんですが、この市長ご存知ですか？」と水を向けられた西川は「はい。小椋正清市長、滋賀県警の方から来られた方で、県職員もされて、改めて東近江市長に移行されて今、現職」と小椋市長の経歴について説明。「非常に正義感の強い。また、地元のことに対して熱量の強い、地域の観光だったりとかに対しても見識の広い素晴らしい市長でございます」熱弁を振るうと、「そこだけは！そこだけは！ご理解頂きたい！」と政治家口調で全力擁護した。

　これには、隣で聞いていた今田耕司が「怪しいですよ！忖アンド度（忖度）ですよ！」と思わず大声を上げた。

　西川は「フリースクール自体をうんぬんという以上に、まだまだ法整備がきちんとされてなかったとか」と問題提起が発言に真意について話すと、「御本人も舌足らずだったとおっしゃってましたけど、言葉足らずの部分で親の責任が大半でしかないとか。フリースクール、東近江にもすでに事例があったそうなんですが、それをご存知なかった。というのでメディアの方でもそこらへんが取り扱われてしまった」とフォローしていた。