エジプト出身タレント パレスチナ問題「アラブの責任がめちゃくちゃ大きい」そこまで言って委員会で主張「置き去りにした」
エジプト出身の女性タレント、フィフィが29日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。ハマスとイスラエルによる紛争が激化するパレスチナ問題について、「この問題を大きくしたのは、アラブの責任がめちゃくちゃ大きい」と持論を展開した。
フィフィはエジプトのシシ大統領による現政権が「国民の意見とは反してアメリカ寄りなんです」と指摘。その上で「中東のほとんどの力を持っている国はアメリカ寄りです。私たちの責任がめちゃくちゃ大きいです。アラブ連盟もはっきり言って弱くなったというか、自分たちの使命や責任を全然果たしてこなくて、もっと私たちが言わなきゃいけなかった」と述べた。
パレスチナの問題について、エジプトやアラブ諸国が問題解決に乗り出さなかったことを語ったフィフィは、「パレスチナの難民たちはいる。片や、産油国はどんどん発展していく。ずっと置き去りでしたよ。普通はもっと話し合って、石油を持っているんだから、もっと力強く交渉できたはずです。それを置き去りにしたのは、自分たちのことしか考えない指導者しかいなかったの、エジプトをはじめ」と声高に話した。