吉高由里子が日本シリーズで始球式 通算3度目の大役はノーバンならずも満面の笑み スタンドから大きな拍手

 「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ8-0阪神タイガース」(29日、京セラドーム大阪)

 俳優の吉高由里子が第2戦の始球式に登場した。緑と白の衣装で登場し、ノーバン投球とはならなかったが、スタンドから大きな拍手が贈られた。

 オリックスのメンバー発表時にはホームベース付近で待機。捕手の森と言葉をかわしてマウンドへ向かった。場内アナウンスで紹介されると大きな拍手を受け、左腕から放たれた山なりのボールは左打席に入った近本の手前でバウンド。森のミットに無事収まると、満面の笑みを浮かべて感情を表現していた。

 吉高は過去に、17年・ソフトバンク-DeNA戦、21年のオリックス-ヤクルト戦で始球式を担当。通算3度目の大役で、プロ野球最高峰の舞台に華を添えた。「3回目の始球式となり、今までで一番うまく投げられたのですが、惜しくもキャッチャーの森選手まで届かなくて悔しかったです!緊張しましたが大勢の観客のみなさんの前で投げられ、楽しませていただきました」とコメントし、「SMBC日本シリーズの熱戦、私も応援します」と語った。

 今年4月には、日本ハム-ソフトバンク(エスコンフィールド)にも登場。サウスポーから山なりのボールで打者の足元へ転がる「コロコロ始球式」を見せた。苦笑いで悔しがるキュートな姿に、日本ハム・新庄監督らは拍手喝采だった。

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