俳優の水上恒司が４日、大阪市内で映画「ＯＵＴ」（１７日公開）の特別上映会舞台あいさつに、主演の倉悠貴、品川庄司の品川ヒロシ監督とともに登場した。

　主人公の親友役を務めた水上は、登壇して早々に「シャキッとせえ、シャキッと！」と同い年で初共演の倉を一喝。その後もいじりは止まらず、倉から「どんどん僕への態度がおかしくなって、明らかになめられている。ちょっと怖いです」と抗議されても、「そのぐらいがちょうどいい。突けば子犬みたいにキャンキャン言うので」と、どこ吹く風。「（撮影中も）心地よくいじめてました」と、ドＳな一面をのぞかせた。

　しかし、品川監督から「倉がいないところではめちゃくちゃ褒めるんですよ」と、ツンデレな部分を暴露され、倉からも「嫌われてなくて良かった」と、まっすぐな視線を向けられ、困惑の笑顔を浮かべていた。

　また、大阪を舞台としたＮＨＫ朝ドラ「ブギウギ」に出演中の水上だが、観光などほとんどしたことがなく、この日、道頓堀のグリコの看板を生まれて初めて見たほど。「ブギウギでメッセンジャーの黒田さんと仲良くさせてもらっているので、いろいろ教えてもらおうと思います」と、前向きだったが、品川監督からは「あんまり（仲良く）しないほうがいいかも」と、冗談交じりに制止されていた。