女優の深田恭子（４１）、綾瀬はるか（３８）、石原さとみ（３６）らを輩出したオーディション「第４６回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の決選大会が４日、神奈川・ＳＵＰＥＲＮＯＶＡ川崎で行われ、広島県出身の大学１年生・塚本恋乃葉（このは＝１９）さんがグランプリを獲得し、応募総数２万８２４人の頂点に輝いた。

　父親譲りの“強心臓”を披露した広島ガールが栄冠をつかんだ。

　ファイナリスト９人からグランプリに輝いた塚本さんは、驚きと喜びが交差した表情。「本当に実感がなくてビックリしているけど、自分を出せたかなと思うので、みんなに納得してもらえる努力をして、これからがスタート。頑張ります」と涙交じりに喜んだ。

　塚本さんは、広島東洋カープの元投手＆元競輪選手として活躍した塚本善之氏の三女。１６７センチの長身と笑顔がチャーミングな１９歳で、同オーディションは昨年に続けて２度目の挑戦。「父親から受け継いだ」という鋼のメンタルで再挑戦し、ようやく夢のスタートラインに立った。

　夢はバラエティーにも出られるモデル。自己ＰＲで自ら罰ゲームを受ける“体当たりＰＲ”を披露するなど、バラエティータレントとしての可能性を見せた塚本さん。日本テレビ系「世界の果てまでイッテＱ！」が好きだといい、「目指せ出川ガール。きれいでありつつ、楽しませることのできる出川ガールになりたい」と笑った。

　塚本さんは賞金１００万円を獲得し、今後ホリプロに所属する。