黒柳徹子が７日、テレビ朝日系「徹子の部屋」で、「私がどうしても」とラブコールを送って出演してもらったスポーツ選手を明かし、当時のＶＴＲを放送。一緒に見たゲストの賀来千香子も「ハンサムでいらっしゃいますねえ」としみじみ語った。

　この日は賀来がゲスト。賀来は１１日に同局で放送予定のドラマスペシャル「友情～平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』～」に、医者役で出演するといい、１６年に５３歳の若さで亡くなった“ミスター・ラグビー”平尾誠二氏の妻と親しいことから、プライベートでも平尾家とは親交があったと語った。

　賀来は「あれほど日本人の方で、おひげが似合う方、いらっしゃらないですよね」というと、黒柳は「そうよねえ」としみじみ同意し「私がどうしてもお会いしたいからって、平尾さんに出て頂いたんです」と、スポーツにはあまり詳しくない黒柳が、珍しくスポーツ選手の平尾氏に出演をお願いしたと明かした。

　その時のＶＴＲも放送。９７年の出演で、黒柳は、平尾氏を前に「私、スポーツが分からないって言われてるのに、平尾さんの顔だけはハッキリと分かって」「フフフ。ラグビー見てるんです。平尾さんがお出になってるとき」と、あの黒柳がラグビーを見ていると告白し、平尾氏も「照れますね」と思い切り照れ笑いを浮かべていた。人前でしゃべる事が苦手だという平尾氏は汗びっしょり。黒柳はそんな平尾氏にティッシュを差し出していた。

　このＶＴＲに賀来は改めて「ハンサムでいらっしゃいますねえ」と言うと、平尾さんの妻から「こういう番組はなかなかお出にならない。でも徹子さんからということで決めさせて頂いたと、聞いておりました」と、黒柳からのラブコールだったことから出演を決めたと伝えると、黒柳も嬉しそうな笑顔を浮かべていた。