大河家康 ナレ(寺島しのぶ)の正体バレたか 関ケ原前にポロリ注目発言 なぜ徳川次男秀康と三男秀忠の呼び方が
NHK大河ドラマ「どうする家康」は次回12日に第43回「関ヶ原の戦い」が放送され、物語の山場を迎える。
物語は初回から、女優寺島しのぶが務める語り(ナレーション)が徳川家康(松本潤)を「神の君」と称え、映像では家康が臆病で小心者な場面でも、勇猛に家臣を率いて戦ったと言い切る「嘘ナレ」で称賛しまくっていることが話題に。
前回第42回では、その正体のヒントなのか、注目の表現があった。
小山評定を経て、徳川軍が石田三成(中村七之助)を迎撃するため決起。ナレーションが大軍が4つに分かれて進軍をはじめたことを地図画面で伝えた場面で、「かくして井伊直政は福島らとともに東海道を西へ。真田の抑えに『秀忠公』、上杉の抑えに『結城秀康』を残し、君は戦に備え、江戸へと向かったのでございます」と述べた。
徳川次男で、当時は長兄だった「結城秀康」を敬称なしで呼び、後に2代将軍となる三男を「秀忠公」と呼んでいる。
秀康と秀忠は、それぞれの実母の立場が違ったことや、育てられた環境も違ったことが描かれてきたが、関ケ原当時は徳川後継は決まっていなかったとも伝わる。
寺島しのぶのナレーションの正体は、3代将軍家光が幼い時期に、家康の偉業を昔語りしてる春日局ではないかとの見方もある。