紅白初出場、アニソンがズラリ 鬼滅、スラダン、呪術廻戦 「チェーンソーマン」anoは「驚きと喜びが込み上げた」
大みそかの「第74回 NHK紅白歌合戦」(総合など、後7・20)の出場歌手44組が13日、発表された。東京・渋谷のNHKホールで会見が行われ、初出場13組のうち8組が出席。昨年まで3年連続で司会を務めた俳優・大泉洋(50)が歌手として初参戦するほか、女優・伊藤蘭(68)がソロ歌手として初、キャンディーズ時代からは46年ぶりに紅白のステージに立つ。
初出場組はアニソンでのヒットを記録したアーティストが目立った。「あのちゃん」の愛称でタレントとしても大活躍したanoはアニメ「チェンソーマン」第7話のエンディング曲「ちゅ、多様性。」がブレーク。会見では「信じられないという感情が強かったです。移動車の中で音ゲーしているときに伝えられ、ゲームが止まってしまうくらい驚きと喜びが込み上げました」と独特の表現で初出場の感動を伝えた。
5人組ロックバンド・MAN WITH A MISSIONは、シンガー・ソングライターのmiletとコラボした曲「絆ノ奇跡」がアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」のオープニング主題歌に起用された。ボーカルのジャン・ケン・ジョニーは「本当に出られることを想像していなかったので、うちのドラムはロスに旅行に行っております。時差の関係でまだ知らないと思う」と笑わせながら、サプライズの衝撃を明かしていた。
ほかにも歌手・キタニタツヤはアニメ「呪術廻戦」のオープニング曲「青のすみか」が、3人組ロックバンド・10-FEETは興行収入155億円突破のアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」のエンディング曲「第ゼロ感」がそれぞれ大きな話題となっていた。