タレントの藤崎奈々子がＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「街録ｃｈ～あなたの人生、教えてください～」に出演。日本テレビ「ウッチャンナンチャンのウリナリ！！」の人気企画を途中リタイアした真相を明かした。

　１９９６年から放送開始した同番組。芸能人が社交ダンスなど様々な企画に挑戦しており、その中の一つが「ドーバー海峡横断部」だった。英国とフランスの間にあるドーバー海峡をリレーで泳いで渡るのを目標に結成された。

　内村光良やウド鈴木らとともに参加した藤崎だったが、挑戦する前に退部をしてしまった。その理由について、街録ｃｈで語った。

　「ドーバー海峡は水が冷たいじゃないですか。水泳を毎日練習して、『藤崎、太って』と言われて、８キロ太ったんですよ」と脂肪をつけることを求められたという。

　言われたとおり、８キロ増を仕上げたが、「もうパンパンで、今まで着てたキャミソールとかが、もう様子がおかしくなっちゃって。他の仕事もあったんで、スタイリストさんが『もう、本当に困る』って言ってきたくらい、体型変わっちゃって。私もすごい体型だなと思ってた」「レスラーみたいにいかつくなった。筋肉みたいになって」と犠牲の大きさに周囲が困惑する事態となった。

　その後、医師による診断をへて最終の意思確認をする段階になり、医師から告げられたのが衝撃の一言だった。

　「あと１０キロ太らないと死んじゃうよ。それだけ脂肪がないと死んじゃいますよ」

　挑戦前は４０キロだった体重を５８キロにすることが必要と言われ、「もう無理だ。事務所もエーッてなった」と観念した。しかし「みんなですごい頑張ったから、辞めるって言えるかなとめっちゃ悩んでミーティングに出たら、勝俣（州和）さんが『はい！俺辞めます』って手を上げて、神様だぁ」って自身もリタイアしたという。

　紆余曲折した芸能人生を送った藤崎も４５歳に。現在もインスタグラムではみずみずしい魅力を発揮している。