「大奥」まんじゅう怖いならぬ「カステラ怖い」の声 食べれば必殺 ネット「善児か」

 14日に放送されたNHKドラマ「大奥」では、カステラが重要なキーアイテムとして登場。ネットでは「カステラ怖い」の声が上がった。

 この日の「大奥」では、薩摩から胤篤(福士蒼汰)を御台として迎えた家定(愛希れいか)が、次期将軍候補の徳川慶喜(大東駿介)と紀州の福子姫(志田彩良)と対面。慇懃無礼な態度丸出しの慶喜に対し、素直な心持ちの福子は、目の前に出されたカステラに興味津々。それに気付いた家定はカステラを勧め、福子もおいしそうにほおばるも、すぐに表情を変えたことから、家定は吐き出すように言う。カステラには毒が仕込まれていたのだ。

 一方で、阿部正弘(瀧内公美)が病に倒れると、家定は自らカステラを作り、それを瀧山(古川雄大)が届けると、正弘はそのカステラが入った箱を抱きしめる。カステラは、家定と正弘が一緒によく作った思い出の菓子でもあったからだ。

 「大奥」では、菓子に毒が盛られているシーンが多々あり、一橋治済(仲間由紀恵)は、孫を殺すためにカステラに毒を盛っていた。その治済はやはり毒が入った羊羹を食べて倒れる。

 そして今回も、命に別状こそなかったが、福子がカステラを食べて具合が悪くなったため、ネットでは、阿部正弘に送られたカステラにも戦々恐々。2人の絆を考えればあり得ないことだが、ネットでは一瞬ドキリ。

 「もうカステラ食べられない…」「カステラの向こうにもう出てこない仲間由紀恵さんが見えるよ」「カステラ怖い」「だんだんカステラが気の毒になってきた」「善児ばりに働くカステラ」「カステラ=善児」「大奥におけるカステラ、首桶くらいの怖さがある」など、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の善児を思い起こす声も上がっていた。

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