古市憲寿氏、宝塚会見は「私達は変わりませんと宣言」「開き直り」とバッサリ
社会学者の古市憲寿氏が16日、フジテレビ系「めざまし8」で、宝塚歌劇団が9月に劇団員が急死したことを受け行った会見について「変わる気がないんだなって、開き直りにも見える」との印象を語った。
この日は、宝塚歌劇団の会見を受け、番組が改めて歌劇団側へ、4人がヒアリングを受けなかった理由や、調査チームのメンバーが全員同じ事務所所属であること、なぜ第三者委員会ではないのか?という質問をぶつけ、その回答を紹介していた。
古市氏は、劇団員の過酷な労働環境が今回明らかになったことで「今の社会だと、普通の会社ならあり得ない事」と指摘。「ある種、芸能だから仕方ないということが昔なら許されたかもしれないが、さすがに芸能界、ここまで変わってきている中で、宝塚歌劇団だけこのままでいいという風にはならない」とも語った。
そして「その時代の変化に完全に取り残されようとしてて、そういう時に起こった事件で、こういう会見をしたのは、『私達は変わりません』と宣言、開き直りのように見えてしまって、ガッカリした」と会見の印象も述べていた。