「愛は勝つ」などのヒット曲で知られる歌手のＫＡＮさんが１２日に死去した。６１歳。１７日に所属事務所が公表した。今年はミュージシャンの訃報が相次いでおり、ネットは「また…」など驚きと悲しみの声が広がっている。

　ＫＡＮさんは、今年２月に「メッケル憩室がん」であると診断され、３月から療養に入っていた。ＫＡＮさんはＨＰで「洒落にならないご報告」として病気を公表し、「どうか、心配ではなく、どうぞ、楽観していただければと思います。皆さまに楽観していただけることが、きっと大きなエネルギーになる、そんな気がしています。この件をサラッと洒落にしながら演奏する日を常にイメージします」とつづっていたが、帰らぬ人となった。

　今年は１月に高橋幸宏さん、鮎川誠さん、２月にはＨｉ-ＳＴＡＮＤＡＲＤの恒岡章さん、３月に坂本龍一さん、１０月に谷村新司さん、もんたよしのりさん、ＢＵＣＫ-ＴＩＣＫの櫻井敦司さん、１１月にはＸ　ＪＡＰＡＮのＨＥＡＴＨさん、大橋純子さんが死去。

　続くミュージシャンの訃報にネットも「またミュージシャンの訃報　中学生とはいえ、それなりに悩みを抱えていた中で、ＫＡＮさんの愛は勝つと、槇原さんのどんなときも、に支えられた」「今年はほんと知っているミュージシャンの訃報が多くて、つらいですね」「うわー、ＫＡＮさんショックだわ…。ミュージシャンの訃報が続くなぁ」「マジですか？また、ですか…」などショックをにじませる投稿が目立った。