「中国嫌い」トレンド ゆかいな議事録が反論 旧統一教会、岸田首相、ロシアもいじるネタ公開
お笑いコンビ・ゆかいな議事録の山本期日前(やまもときじつまえ)が17日、自身のX(旧ツイッター)に「他の公開されてるネタ動画です。」とコメントし、動画を掲載した。
ゆかいな議事録は「いろんな政治家の方の選挙活動をお手伝いしたことのある」山本と長島聡之のコンビ。今月8日の「M-1グランプリ」3回戦で山本が「韓国の政治家って自分の支持率が下がると、すぐ反日に転じるじゃないですか」と語り、怒りを他に向けることで回避できると提案。「日本人の8割が中国を嫌ってる」というデータをもとに話を展開した。福島第一原発の処理水を放出した日本に対して、中国が海産物の輸入を禁止しながら、日本海で中国漁船が密漁しているとツッコミ。長島も「あいつらドラえもんだけじゃなくて魚もパクってんのかよ!」と重ねるなどして笑いを誘っていた。
ただ、中国をネタにした途端に一部ネットが反応。「中国嫌い」がトレンドワードとなた。
中国ネタが話題となったタイミングで山本は他のネタもXに投稿したとみられる。「こども家庭庁」を導入にしたネタでは、ヒーローごっこを展開。「ヒーローやるからロシアやって」と“悪役”を指示。ヒーローの国連は必殺技が「話し合い」で結局無力というものだった。岸田首相をヒーローに設定したが、必殺技は「遺憾」でやはり無力だった。
別のネタでは「政治の遊園地」を展開。アトラクションとして「ビラ配り」「電話がけ」「聴衆としてのサクラ」をやらされた長島が「二度とやりたくねぇよ!」とキレたところで、山本が「この二度とやりたくないという行為を無償でやり続けてくれているのが旧統一教会のメンバーです」と返すというブラックなものだった。
中国をいじったネタが話題となったため、一定の思想を持っていると推測した人々が過剰反応したとみられるが、各方面の時事ネタをしっかり扱っている。