松山千春 紅白に決別宣言「あんなNHKごときに」「ガタガタ指図されるような歌手じゃない」
歌手・松山千春(67)が17日、東京国際フォーラムで、20都市をめぐる全国ツアーの東京公演を行った。
コンサート終盤に持ち前の千春節がさく裂した。13日に発表されたNHK紅白歌合戦の出場歌手らについて言及し、「3分の2は知らないぞ。カタカナとか。それはそれでいいんだよな」と苦笑い。「毎年言ってるけど俺は紅白出るために歌を始めたんじゃない。『紅白に出たかったんです』って出場できるやつはそれで良かったんじゃないか」と話した。
また、「俺はNHKホールよりもこのステージだ。今さら紅白に出たら、今まで俺を応援してくれたみんなを裏切ってしまうことになる」といい、「俺は正月は北海道にいたい。あんなNHKごときに『ここに立て』だとか『あの曲を歌え』とか、てめえらにガタガタ指図されるような歌手じゃないんだよ。な?」と呼びかけて会場を沸かせた。
ステージではデビュー曲「旅立ち」、代表曲「銀の雨」、「長い夜」など全17曲を熱唱。満員5000人のファンを魅了した。