創価学会・池田大作名誉会長死去 23日に学会葬 第2代会長・戸田城聖氏以来
創価学会を国内有数の宗教団体に拡大させ、公明党を設立して政界にも影響を与えた創価学会の池田大作(いけだ・だいさく)名誉会長が15日、老衰のため東京都新宿区の学会施設で死去した。95歳。東京都出身。近親者のみで家族葬を行った。23日に創価学会葬を行い、後日、お別れの会を開く。
創価学会の原田稔会長と池田博正主任副会長は18日、訃報を受けて談話を発表した。
原田氏は「広宣流布のたいまつのバトンを受けた私どもは、悲しみを乗り越え、月々日々の新たな歩みを進めていかなければなりません」と学会員に呼びかけ、第2代会長の戸田城聖氏以来となる学会葬を23日に行うと発表した。
大作氏の長男である博正氏は、学会の創立記念日であるこの日に公表した理由を「諸行事を予定通り行ってもらいたいという家族の意向から。父もきっとその通りだと言ってくれていると思う」と説明した。