橋下徹氏 万博リング「財政出動による経済対策の好例」「2800億円で経済効果3兆円」積極PRにフジ梅津アナ「行ってみたい」

 元大阪府知事の橋下徹氏が19日放送のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。2025年の関西・大阪万博の会場に建設予定の木造建築、通称「万博リング」についてPRした。

 建設費が当初の1・9倍にあたる2800億円かかり、万博リングだけで350億円要することで批判が巻き起こっている。

 府知事時代に万博誘致をすすめた橋下氏は、「350億円、すごいお金なので費用のチェックはしなければいけない」と前置き。

 「無駄だという人の感覚は否定しないが、350億円が誰かの懐に不当に消えていくなら無駄だが、木材費として森林業の方に材料費としてお金が流れていくし、建設事業者の方の工賃にも回るし、いわゆる政治家たちが財政出動で経済対策をしろという好例、最適例だ」とアピールした。

 続けて「投資と考えるのか、無駄なお金と考えるのか。今回、350億円含めて、2800億円くらいのお金で経済効果が3兆円が出ると、計算式で出ている。だから、無駄と考えるのか、経済対策と考えるか、で全然変わる」と話した。

 さらに万博リングが「清水寺の舞台と同じ建築技法。国内外の人、みんな清水寺に行くと思うが、清水寺はこれくらい」とリングの写真の50分の1ほどの部分を指さして、説明。「そんなに清水寺を作らなくてもいいじゃないかという意見もあるかも分からないけど。巨大な清水寺の舞台、上がってみません?」と共演する梅津弥英子アナウンサーに問いかけた。

 梅津アナは「今の説明を聞いたら納得する方もいるのかなと。私は個人的に行ってみたいと思いました」とすっかり、説得されていた。

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