元阪神の掛布雅之氏が１８日放送のＭＢＳ「ごぶごぶ」に出演。阪神の１８年ぶり優勝を喜び、浜田雅功と阪神ゆかりの場所を探訪した。

　掛布氏は「ファンの方のチームに対する声援には、選手は相当喜んでいると思います」と語り、「我々の時代と違って球場が優しくなりました」。

　激しかった時代の話になり、「僕らの時はちょっと殺気立ってました」と明かし、浜田が「やっぱり殺気立ってたんですか？」と笑った。

　「『コラァ～！！』とか、車がズタズタになったりだとか」と明かし、浜田が「マジですか？」と話を盛ってないかとイジると、掛布氏は「いやほんとですよ。サイドミラーおられたり」。浜田が「それファンですか？」と聞くと、「どうなんでしょう？今は女性ファンも増えて球場の雰囲気が優しいんでね、僕もこの時代にやればよかった。もっと打てたんじゃないか」と笑わせた。

　一方で「僕が一番甲子園で厳しかったのは、応援のボイコットですね。僕が打席に入ったらシ～ンてなるの」と明かした。

　「４番サード掛布、シ～ン…。シ～ンってなる音が聞こえるような静けさ」とリアルに説明。「これは辛かった」と振り返り、ボイコットがあったときは打撃低調だった時期だが「僕打たないって言っても２割８分以上は常に打ってるんですよ」と笑わせると、浜田が「ミスタータイガースはそれじゃあ許されないんですよ」と突っ込んでいた。