大河「家康」才覚の徳川次男・秀康もナレなし死没、弟秀忠に頭下げ3年後、賢兄早世 「偉大なる凡庸」が結果正解に

 NHK大河ドラマ「どうする家康」第44回から
 恐怖の成長 淀殿に洗脳され秀頼が育つ NHK大河ドラマ「どうする家康」第44回から
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 NHK大河ドラマ「どうする家康」は19日に第44回「徳川幕府誕生」が放送された。

 関ケ原が終戦。淀殿(北川景子)は、家康(松本潤)に政を預けるのは幼い秀頼(作間龍斗)が成長するまでと通告したが、家康は江戸幕府を樹立。戦のない新時代に向かう中で、戦国の権力闘争がくすぶり、徳川と豊臣の激突は避けられない状況となる様が描かれた。

 家康が厳しく接していた三男秀忠(森崎ウィン)に将軍職を譲る、徳川の家督問題も描かれた。武勇も才覚も優れていたと伝わる次男・結城秀康(岐洲匠)の前で伝え、驚く弟に秀康が「おめでとうございまする。秀忠様」と頭を下げる場面が描かれた。

 なぜ才ある兄に譲らなかったのかと不思議がる秀忠に、本多正信(松山ケンイチ)、榊原康政(杉野遥亮)が、才ある将の家中は長く続かないと説いて「偉大なる凡庸」と褒め、母に似ておおらかな秀忠をその気にさせた。

 豊臣秀頼が成長する中で、豊臣との関係が緊迫する中で、徳川四天王が他界したことも描かれた。第44回では直接描かれなかったが、結城秀康も同時期に早世。公式HPの人物欄でも、故人を表すグレー背景に変わった。

 徳川家の家督を巡っては、秀康を推す重臣も多かったとも伝わるなど諸説あるが、結果としては2代将軍を秀康が継ぎ大坂の陣前に他界していたら、徳川がかなり混乱したとの指摘もある。

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