立川談笑 芸歴30周年に著書発売「全人類対応」、麻衣阿は思わず「ポロリ」
落語家・立川談笑(58)がこのほど、都内で行われた、著書「令和版 現代落語論~私を落語に連れてって~」(10月31日発売、ひろのぶと株式会社)の記者発表会に、企業や団体などのPR活動をサポートするアイドル「ピアドル」として活動するグラビアアイドルの麻衣阿(36)と出席した。
立川流創設40周年、家元・立川談志の十三回忌、談笑の芸歴30周年という節目の年に刊行された同書は、落語を通して軽快に優しく時代と人を読み解く、「落語家による落語入門」の決定版。本書のためだけに談笑の高座9演目を特別収録するなど、落語を知らない人でも手軽に親しむことができる内容となっている。談笑は「令和になり社会が移り変わっていく中で落語がどんな位置にあるのか、どんな効能があるのかを説いています。落語が好きな方、好きでない方でも楽しむことができる全人類対応の一冊です」と胸を張った。
麻衣阿は「水着ではなく、涙がポロリしました。絵本のように読みやすかったし、落語がこれほど心を動かすものだとは思いませんでした」としみじみ。談笑の独演会にも足を運んだといい「最初の敷居は高いけど、行ってみたら心身ともに癒やされる場所でした」と語った。談笑も「やっぱり、客席で同じ空気を共有することが醍醐味(だいごみ)。ぜひ、実際に体感して」と呼びかけていた。