「糸引きマフィン」店が「閉業」を報告「原因は未だ判明せず」での判断にネット「天然の着火剤」
東京ビッグサイトで今月11、12日に開催されたアートイベント「デザインフェスタ」で販売されたマフィンを食べた人が体調不良を訴えるなどした問題で、販売店の菓子店が21日、公式ホームページに文書を掲載し、閉業していることを報告した。
菓子店は「お詫びとご案内」と題した文書を掲載した。「デザインフェス」で「健康被害を伴う食品事故」を起こしたことについて「健康被害に遭われた方をはじめ、本件食品を購入されたお客様、本件催事の主催者等関係者様には、多大な被害とご迷惑をお掛けいたしておりますことを心よりお詫び申し上げます。」と謝罪した。
「食品の製造・販売業者としての食品衛生に対する知識、理解及び対策等が不十分であったことを深く反省しております。」と自身の責任にも言及。「健康被害に遭われた方が一日でも早くご快復されますよう祈念しております。」と被害者に配慮した。
その上で「本件事故の原因につきましては、保健所が調査しているところでございまして、正確な原因は未だ判明しておりません。」と説明。保健所の調査などには誠実に協力しているとし「当店は閉業しており、営業再開の予定はございません。」と伝えた。
騒動が明確に着地していない時点で「閉業」を明言したことについて、ネットからは「なんていうか…天然の着火剤なのだな…。」「食品を売ってる立場の者としてはありえないことだらけで空いた口が塞がらいと言うか、本当に信じられん。」と苦言が。「毒マフィン」「糸引きマフィン」などの不名誉な“ニックネーム”もあったが「あからさまにもう懲りてるやつをそれ以上叩く必要ねーよな。」「被害にあってないのに叩くな!」と炎上に対しては警鐘を鳴らすコメントもあった。
菓子店は「大崎クラフトマーケット」にも出品していたが、マーケット側は「当該出店者には、事務局より個別で対応し、当該出店者の今後の出店に関しましては、食品販売の登録を停止と致しました。」と対応していた。