沢尻エリカ「別に…」騒動直後の交代劇 後任の映画ヒロインは今をときめくスター女優に
放送作家・鈴木おさむ氏が、18日に更新された元テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」にゲスト出演。放送作家として目撃した大物芸能人のエピソードを数々披露した。
鈴木氏は自身の小説が原作で、2008年に公開された映画「ハンサム★スーツ」で脚本を担当。同映画のキャスティングについて内情を語った。
「ちょうど深夜のドラマで主役になるかなぐらいのとき」と、当初はヒロイン役に女優・北川景子を熱望したが「撮影期間に別ドラマが入っていると。ダメだった」と明かした。北川のキャスティングはかなわなかったが「当時グイグイ売れてる沢尻エリカが台本読んで『おもしろい!!』って」と、女優としてブレークしていた沢尻エリカでヒロインが内定しかけたと話した。
しかし、撮影の2カ月ぐらい前に沢尻が難色を示したといい「沢尻さんが笑顔もなく座っていて。『私のコメディセンスとこの脚本にズレが出てきた』」とキャスティングが振り出しに戻ったことを述懐した。
鈴木氏は「断られた日に、ニュースを見たら、沢尻さんがやたらニュースになってるんですよ。『別に…』の後だった」と告白。沢尻が07年9月に主演映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで、司会者の質問に「別に…」とそっけなく応じ、バッシングを浴びた騒動の直後だったことを打ち明けた。
結局、北川サイドが再調整を重ね、当初に希望していた北川がヒロインに決定。その後の北川は女優として飛躍的に知名度を上げ、数々のドラマや映画で活躍。日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞するなど女優として大成した。