伊集院静さん死去 女優・篠ひろ子と92年に結婚「つくづく俺も悪い男だなと」前妻夏目雅子さんの七回忌待ち入籍

 伊集院静さん
 1992年8月25日付のデイリースポーツ
2枚

 作家・伊集院静=本名・西山忠来=さんが24日、亡くなった。73歳。10月初旬に肝内胆管がんと診断され、治療を受けていた。妻で女優、篠ひろ子(75)=本名・西山博子さん=が所属事務所を通じてコメントとともに発表した。

 2人は1992年8月3日に結婚した。伊集院さんにとっては3度目の結婚。篠は20年以上、女優としての活動は休業状態となっている。2度目の妻は、篠が姉妹のように仲良くしていた女優・夏目雅子さん。結婚翌年の85年9月に27歳の若さで急性骨髄性白血病で亡くなった。雅子さんの七回忌を待っての入籍だった。

 伊集院さんと篠さんは92年8月7日、別々に結婚会見を開いた。当時44歳だった篠は「44年間、生きてきてよかった」と幸せそうに語り、プロポーズは「『僕の生まれたところを見に来ませんか』でした」と明かした。伊集院さんは「これだけ問題を抱えた男だから、大人の時期を重ねている人の方がいいだろう、彼女なりに受け止めようとしている」と話し、「つくづく俺も悪い男だなと思いますよ」とキザなセリフも嫌味には聞こえず、どこまでもダンディーだった。

 結婚直後の92年8月24日には直木賞を受賞した「受け月」の贈呈式に篠さんも出席し、夫婦ツーショットを披露していた。

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