桐谷健太 瀬戸康史演じる天才外科医と対決 フジ系初主演ドラマ「一緒に切磋琢磨していきたい」
俳優の桐谷健太(43)が来年1月12日スタートのフジテレビ系ドラマ「院内警察」(金曜、後9・00)に主演することが24日、分かった。桐谷は同局系ドラマ初主演。共演陣も瀬戸康史(35)、長濱ねる(25)、市村正親(74)ら多士済々のメンバーで、「院内刑事」という連ドラでは初めてとなる題材にスポットを当てた、新感覚ドラマを作り上げる。
新年の“華金”は、刑事×医療の新機軸ドラマで幕を開ける。桐谷が演じる敏腕刑事VS瀬戸が天才外科医の対決。多くのドラマに起用される人気ジャンルを重ね合わせた“ハイブリッド”の大作だ。
原作は漫画雑誌「ヤングチャンピオン」で連載中の同名作で、舞台は日本ではなじみが薄いものの、実際に病院内の秩序を守っている民間組織・院内警察。警視庁捜査一課刑事を辞め、院内刑事となった武良井治(桐谷)と、孤高の若き天才医師・榊原俊介(瀬戸)、異なる2人の正義が交錯する物語。監督は「リーガル・ハイ」シリーズなどを手がけた石川淳一氏が務める。
桐谷は「『病院モノと刑事モノが一緒になった作品があればいいのに…』と思ったことがあったんです。すぐにピンときました」と思い描いていた作品への出演に大喜び。瀬戸との共演はNHK朝のテレビ小説「まんぷく」(18年)以来5年ぶりで、当時は食事に行くなど和気あいあいとしていたというが、「今作は対立するような関係性なので、なるべく彼とはしゃべらないでいようかな(笑)。一緒に切磋琢磨していきたいです」とライバル心を燃やした。
瀬戸は初の外科医役。本人の柔らかなイメージから一転して冷徹な役に、「演じるのが楽しみ」と胸を躍らせ、「医療シーンは間違いなく大変だとは思います(笑)。覚悟を決めて演じたいです」と気合。長濱は「重厚な物語の中で柔らかさやポップな空気感を出せたら」、市村は「今までの僕の役ではないような温厚な役。今まで見せてこなかった部分を出したい」と意気込んだ。