中村獅童が客席トラブルを直接仲裁!泣きじゃくる女性の頭ポンポン 共演者「一生推す」観客「一つの演目のよう」
歌舞伎俳優の中村獅童の男気がネットで話題となっている。24日、東京・観世能楽堂で開催された、落語家・春風亭一之輔のトークイベント「カブメン」で獅童が観客のトラブルを仲裁したという。
一之輔の弟子で、同イベントにも出演した与いちがイベント終了直後にX(旧ツイッター)に投稿。「中村獅童さんにシビれた。お客さん同士のトラブルで怒号が飛び交う中、紋付袴姿で物の見事に静めて拍手喝采。その後めちゃくちゃ落語やりやすかったです。一生推してくと決めました。」と伝えた。
イベントを観覧していた観客がポストしたとみられる投稿によると、若い女性が着席する際に隣の男性とトラブルになった。男性は「謝れ!」などと怒鳴っていたという。女性は母親とみられる人物とともに謝罪したが、男性の怒りは収まらず。ここで、最初に登場する与いちの落語を聞こうとした獅童が客席に姿を見せた。
獅童は怒鳴り声をあげる男性をなだめ、緊張感の漂っていた会場の空気を和ませた。さらに、客席を離れた女性もしっかりとフォロー。涙する女性の頭をポンポンと優しくなでていたという。会場の空気も和らぎ、与いちもきっちりと笑いを取る事ができた。
会場に居合わせたとみられる観客はXで「私すっかり獅童さんファンになりました。カッコよすぎです。」「一つの演目を見ているようでした。特に数時間前に映画『首』を観ていたので、役と大きなギャップもあり好感度爆上がりでした。」「獅童さん、ホントにカッコ良かったです。開演直前でどうなることやらと思っていましたが、獅童さんならではの落着でした。」と絶賛していた。