市川團十郎 吉例顔見世興行 まねき上げに家族で出席「華やかになる」 京都・八坂神社で成功祈願

 歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎白猿(45)が26日、自身の襲名披露と長男の八代目市川新之助(10)の初舞台となる「吉例顔見世興行」(12月1日~24日、京都・南座)を前に、同劇場前で行われたまねき上げに、新之助と長女の四代目市川ぼたん(12)と出席。京都・八坂神社で成功祈願法要も行った。

 まねき上げは、役者名などを描いた「まねき看板」を劇場正面に掲げる恒例行事で、團十郎と新之助の名前の「まねき看板」が同時に掲げられるのは史上初。今回の興行で南座に初出演するぼたんの名も掲げられている。團十郎は「歌舞伎界にとりましても大変華やかな興行になる」とあいさつ。新之助は「市川新之助という名前になって初めてまねきに上がらせてもらってすごくうれしいです」と声を弾ませた。

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