石原さとみが初の検事役 ママになって3年ぶり連ドラ復帰「不安と緊張」

 女優の石原さとみ(36)がテレビ朝日系で来年4月期に放送されるドラマ「Destiny」(火曜、後9・00)で主演を務めることが26日、分かった。石原は22年4月に第1子出産を発表しており、連続ドラマへの出演は21年放送の「恋はDeepに」(日本テレビ系)以来、3年ぶり。同局系ドラマへの出演は10年の「霊能力者 小田霧響子の嘘」以来となる。

 今作は、脚本をドラマ「Dr.コトー診療所」シリーズ(03年ほか)や「ハナミズキ」(10年)など数多くのヒット作を生んできた脚本家・吉田紀子氏が手がけ、多数の作品を手がける監督・新城毅彦氏が演出を担当。オリジナルドラマのサスペンスラブストーリーとなっている。

 石原が演じるのは主人公で検事の西村奏。中学3年生のときに、父がある事件に巻き込まれて亡くなる。地元の国立大学の法学部を卒業後、父と同じく検事となり、医師の恋人と一緒に暮らしながら多忙な日々を送っている奏だが、仲間たちとの再会をきっかけに、封印してきたいくつもの過去や疑惑と対峙(たいじ)していく。

 初の検事役に挑む石原は「3年ぶりの連ドラに不安と緊張がありました」と吐露しつつ「脚本の吉田紀子さんとプロデューサーの中川(慎子)さんが作成された企画書に驚かされました」とコメント。「現場では、出演者、そしてスタッフの皆さんの熱量とミリ単位のこだわりにうれしさと勇気を頂きました。4月放送なのでまだ先ですが、心を躍らせながら共に放送を待ち望んでもらえたらうれしいです」と語った。

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