片岡愛之助「翔んで埼玉」悪の大阪府知事役に本物・吉村知事から“クレーム”「謝罪しかございません」

 吉村洋文大阪府知事(前列左)からの“クレーム”に苦笑いの片岡愛之助(同中央)。同右は中村鴈治郎
 会見を行った(左から)尾上右近、中村扇雀、横山英幸大阪市長、吉村洋文大阪府知事、中村鴈治郎、片岡愛之助、中村壱太郎
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 歌舞伎俳優・片岡愛之助(51)らが27日、大阪市役所で「大阪国際文化芸術プロジェクト 立春歌舞伎特別公演」(来年2月2~18日・大阪松竹座)へ向けた会見を行った。

 公演への意気込みを問われた愛之助は、演目「源平布引滝」の一幕、「竹生島遊覧」の舞台が琵琶湖、ということで「琵琶湖といえば『琵琶湖より愛をこめて』ですね」と、大阪府知事役で出演した映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」を引き合いに。しかし、会見では隣の席に“本物”の吉村洋文大阪府知事(48)座っており、「吉村さんをモデルにしてやります、と言わせていただいたんですが、先ほど『全然悪役ですやん』と言われてしまいまして」と、恐縮していた。

 会見前日に映画を見たという吉村知事からは「府知事役がひどくてね!冷酷無比で、なかなかディスり方がね!面白かったですけど、すごく複雑な気持ちで楽しませてもらいました」という“クレーム”。愛之助は「もう謝罪しかございません。申し訳ございません」と、深々と頭を下げるしかなかった。

 会見には中村鴈治郎(64)、中村扇雀(62)、中村壱太郎(33)、尾上右近(31)も出席。祖父・二代目中村鴈治郎の当たり役でもある「新版色讀販」の油屋番頭善六など、3つの初役で演じる鴈治郎は「これが1つでも多く大阪で芝居がかかり、世界の方々に発信できるようなきっかけになれば」と、公演への思いを語った。

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