ＧＡＣＫＴが２４日放送のフジテレビ「人志松本の酒のツマミになる話」に出演。話題テーマを決める役が回ってくると「昔めちゃめちゃ仲悪くて今はめちゃくちゃ仲いい先輩っています？」と挙げた。

　「ヴィジュアル系バンドは上からものすごく体育会系の世界なんです。異常だったんですよ」と説明。そのうえでギタリストＳＵＧＩＺＯの名前を挙げ、ギターの腕前も凄く「尊敬していた」と明かした。

　しかし同じイベントに出演した際、ＧＡＣＫＴが楽屋でメンバーらと気合い入れで大声を出していると、隣のＳＵＧＩＺＯの楽屋から「うるせえ馬鹿野郎」とかなり激しい暴言が飛んできたという。

　これにＧＡＣＫＴが「たぶんピー入ると思うんですけど」と放送できない言葉を吐いてＳＵＧＩＺＯの楽屋に突入した様子を説明。ＳＵＧＩＺＯは物凄く静かに本を読んでいたという。ＧＡＣＫＴは「そんなテンションでさっきのセリフ言う？」と驚いたが、いまさら引けず「てめえこの野郎」と言うと、ＳＵＧＩＺＯが静かに本を閉じて立ち上がり「やんのかこの野郎！」と応戦してきたという。

　その場はぐちゃぐちゃになり、関係者が仲裁が入って和解したが、「超仲悪くなったんです」と明かした。さらに真相は、ＧＡＣＫＴの楽屋に向けて暴言を吐いたのはＳＵＧＩＺＯではなく、サポートメンバーだったという。

　不仲状態が続いた中、ある時、毎年ＧＡＣＫＴがクラブなどを借り切って行う誕生会に、ＳＵＧＩＺＯが突然現れたという。ＧＡＣＫＴは「マジかぁ！？こんな時に喧嘩すんのか」と頭を抱えたそうで、さらに中に入れたＳＵＧＩＺＯがカバンの中から大きな石を取り出してきたという。

　石で殴られると覚悟したが、ＳＵＧＩＺＯは「誕生日おめでとう」と石を差し出してきたという。何かと聞くと「パワーストーン。寝るときは常にそばに置いておいて」と言われたと明かし、爆笑が起こった。

　ＧＡＣＫＴは、現在その石はどこにあるのかと聞かれると「ベッドのとこにあります」と笑わせていた。